ドメインや各ページのURLは変更せずに長期的に使用することが望ましい
3年、5年と長く運営されているサイトは、Yahoo!Googleなどの検索エンジンから高く評価される傾向があります。長く運営されているサイトは、それだけ信頼性が高いと検索エンジンから認識されるからです。しかし間違えてはいけないのが、ただドメインを長く運営するだけでは意味がないのです。定期的にページを更新していることが、評価の対象につながります。
【ポイント】
■公開したWebサイトのドメインやページURLは、変更せずに長く使いましょう
検索エンジンにインデックスされているのに、そのページのURLを変更してしまっては、検索結果からそのページが消えてしまいます。また、そのページに対し外部からの被リンクを受けていた場合、せっかくの被リンクを無駄にしてしまう可能性もあります。これらを含めると、一度公開したURLは、変更せずに長く運営することが望ましいとされるのです。
また、古いページが出た場合、そのデータをサーバーから削除するのではなく、過去のアーカイブとして残しておいたほうが有利です。その古いページからホームページへと訪れる検索ユーザーが、少なからずいることをお忘れなく。
■ドメイン、URLを引越しする場合は、301リダイレクト処理を施しましょう
どうしてもドメインの変更が必要となった場合は、301リダイレクトの設定を行いましょう。
これは、検索エンジンに対し、古いドメインから新しいドメインに自動転送する仕組みであり、サイト移転したことを伝えることができます。これにより、これまでのリピートユーザーが同じアドレスにアクセスでき、ページランクや検索順位も引き継げることになります。
【.htaccess で301リダイレクトを行う方法】
.htaccessファイルを作成し下記のように記述します。
RewriteEngine On
RewriteCond %{http_host} ^www.古い.com
RewriteRule ^(.*) http://www.新しい.com/$1 [R=301,L]
上記は、www.古い.com → www.新しい.com に移転した場合の例です。
(mod_rewriteがサーバにインストールされている必要があります)
これをサーバーにアップロードすることで、自動的に検索ユーザーおよび検索エンジンクローラーを新しいドメインへと自動転送できます。
その他実践してみよう
- ドメインや各ページのURLは変更せずに長期的に使用することが望ましい
- 検索エンジンにおけるWebサイトのインデックス数を増やすことが大切
- ページの内容に適したキーワードをメタタグに設定することが望ましい
- タイトルタグには重要なキーワードを必ず含めることを忘れずに
- 見出しタグにはキーワードを含め、画像の場合はaltを設定すること
- ページ内の総単語数と文章内のキーワードの埋め込みをバランス良く考える
- ホームページの内部リンク(サイト内被リンク)も考慮すると良い
- 同じテーマのサイトと相互リンク関係を築くことが大切である
- Yahoo!カテゴリーに登録されているサイトからリンクをもらう
- IPアドレスが異なるホームページからのリンクを獲得する
- ドメインが異なる複数のサイトからのリンクを獲得する
- ページランクが高いサイトからリンクを獲得する
- 同一テーマ(関連性あるサイト)からリンクを受ける
- 検索エンジン登録サービスを利用する
- プレスリリースを配信する
- ソーシャルブックマークを活用する
- Yahoo!カテゴリーを利用する
- クロスレコメンドを利用する
- Jエントリーを利用する